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【体験談付き】行政書士を独学で突破!合格のためのポイント&学習計画は?
当サイトは、独学で行政書士に合格するための秘訣を解説しています。
行政書士試験突破を目指す皆さん、勉強は順調ですか?
綿密な計画を立てて地道に取り組んでいる方も居れば、どこから手を付ければ良いかわからずに頭を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
行政書士試験を独学で突破しようと考えるのであれば、計画性が非常に重要です!
試験範囲が限られているとはいえ、闇雲に勉強しているだけでは、なかなかはかどらないのも無理はありません。
そこで今回は、独学で行政書士試験を乗り越えるための要とも言える学習計画に注目してみましょう。
実際に合格を勝ち取ることができた学習計画を見ながら、ご自身に合った計画を立ててみてくださいね!
・行政書士の勉強はいつから始める?
・【行政書士】どの科目に時間をかける?
・行政書士試験に独学で合格した学習計画
など、行政書士を独学で突破するための勉強方法など詳しく紹介します!
【行政書士に独学で合格】いつから勉強を始める?
独学で行政書士に合格するためには、単刀直入に言ってしまえば、勉強を始めるのなら早い方が良いに決まっています。
行政書士の資格取得を目指そうと決めたその日から、計画的な学習を進めていきましょう。
まさに、思い立ったが吉日です!
行政書士の試験科目は多岐に渡っており、一夜漬けでカバーしきれるものではありません。
特に、初心者が一発合格を目指すのなら、毎日必死で勉強するにしても、最低でも半年ほどの期間は見ておいた方が良いでしょう。
行政書士試験はいつ行われる?
行政書士試験はいつ行われるのか?それを知らないと対策のしようがないですよね。
例年、8月の早い段階で申し込みが開始になり、9月上旬まで願書の受付がなされます。
試験の実施は、11月の中旬です。
参考:行政書士試験研究センター
平成29年度の実績によると、11月12日が試験日となっていたようです。
平成30年度の試験日程がどうなるのか?という発表はまだですが、11月の第2日曜日に基本的には行われています。
また、受験料は7000円となっています。
これを高いと見るか安いと見るか?という考え方の違いにもよりますが、学習を始めた時期によっても、試験を受験する年度を考えた方が良さそうです。
【独学で行政書士に合格】どの勉強に時間をかける?
では、独学で行政書士試験突破を確実なものとするためには、どのようなことに特に力を入れるべきなのでしょうか?
当然ながら、早く学習を始めれば、それだけ時間をかける科目が増えることになります。
ただ、
どうしても時間がない!
効率を優先したい!
という場合には、これから紹介する分野を重点的に進めると良いでしょう。
一般知識よりも法令科目を優先する!
行政書士の試験科目は、
法令等
一般知識
の2つに大別されます。
このうちの、「法令等」が圧倒的に配点が高い試験内容となっています。
やはり、法律を専門的に扱うこととなる職種だからこそなのでしょう。
また、「法令等」は合格要件において、「得点が244点満点中122点以上であること」という条件付きです。
半分を取れば合格できる可能性はありますが、「試験全体の得点が180点以上であること」という条件もついています。
一方の「一般知識等」はどんなに頑張っても56点が満点となりますので、法令等で合格点ギリギリでも、全体で見れば不合格となってしまいます。
そのため、
「法令等」で少しでも多く点数を稼いでおけるか?というのが合否を分けることになるのです。
法令の中でも行政法を勉強しよう!
法令等は、基礎法学はもちろん、憲法や民法など5種類の法律を心得ている必要があります。
その中でも、最も時間をかけて学習したいのが、行政法です。
「行政書士」と名乗るわけですから、やはり行政法のプロとして当然のことと言えるでしょう。
そのため、すべての試験科目において、
行政法が最も問題数が多く、配点も高くなっています。
平成29年実績では、
・5肢択一
・多肢択一
・記述
すべての形式で出題があり、実に22問112点分もの配点があったのです。
300点満点の試験において、3分の1以上が割かれているとあっては、力を入れて勉強しておくしかありませんね。
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記述式は絶対に落とせない!
設問に対して短文で解答する記述式の問題が、行政法と民法で出題されます。
とにかく記入すれば正解する可能性がある選択式とは違い、自分で考えて記入しなければならないため、ハードルが高いように思われるでしょう。
しかし、その分、配点はとても高くなっています。選択式が1問2~4点程度であるのに対して、記述式は1題20点×3題=60点分もあります。
さらに言えば、記述式と言っても、実際に解答する文字数は40字程度です。この短文を書くだけで、1問20点です。
厳密に言ってしまえば、記述式の解答を避けて、選択式だけでも合格を目指すことは可能です。
しかし、その分、確実に正解しなければならないため、その方が難易度が高くなってしまうのではないでしょうか。
記述式問題といっても、難しく考えず、部分点などもあるのでしっかりと対策をしておきましょう。
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【体験談】行政書士試験に独学で合格した学習計画!
行政書士試験合格のために力を入れるべきポイントは、お分かりいただけたのではないでしょうか。
ではここで、独学で行政書士試験に合格した学習計画の体験談を紹介します!
受験者:20代後半の女性(会社員をしながら、保育園児の子育てをする主婦)
勉強経験:ほとんどなし
勉強スケジュール:朝30分、昼休み40分、夜1~2時間
勉強期間:約8か月
彼女は限られた時間を、どのように活用して、独学で行政書士試験に合格したのでしょうか??
法律学の入門書を熟読!→手で書いて知識を定着
法律の専門家になるとはいえ、行政書士試験に出題範囲となるのは、法律学全般から見ればかなり易しいものとなります。
よって、分厚い専門書を読むほどの難しい内容では決してありません。
行政書士の試験では、各分野の事柄が浅く広く出題されます。
最初の2か月で、入門書の内容を頭に入れることに費やし、徐々に知識を蓄えていきました。
しかし、目にするのは全て新しいことばかり。見ているだけでは当然覚えられるはずもありません。
そこで、全くもって法律の知識の無かった当初は、とにかく「書くこと」に重点を置いて勉強をしました。
テキストをノートに丸写しして、手に覚えさせるという具合です。
そうしていると、よくわからなかった事柄が徐々に繋がるようになり、自然と基礎的な知識が定着しました。
問題集を繰り返し解く!→弱点を強化
基礎的な法律の知識を一通り学習したら、次は実践あるのみです。
行政書士試験の問題集を解き、本番に備えます。
もちろん、間違えないようにするに越したことはありませんが、この段階では、いくら間違えてもOKです。
むしろ、たくさん間違えることは大切だと言えるでしょう。
間違えを訂正することで、同じ失敗を繰り返さないようにすることができ、より強固な知識へと繋がります。
本番の試験で間違えないようにするためにも、たくさん間違えて苦手を克服しておくことが大切です。
一般知識の勉強は試験直前でOK!
ここまでは、行政書士試験のメインとなる法令等の試験勉強に費やして来ました。
行政書士試験のもう1つの試験科目として、一般知識というものもあり、これに関しても当然対策をしておかなくてはなりません。
しかし、法令等ほど、前もって準備しておかなければならないほどの難問ではありません。
余裕をもって試験2か月前からの学習、それも1日1時間程度で良いでしょう。
ただ、時事的な問題も出題傾向にあるため、新聞やテレビなどで毎日ニュースに触れることは忘れないようにしていました。
特に、政治経済のニュースでわからないことがあれば、調べるようにする癖をつけておきましょう。
これらを毎日の生活の中で行うことで、初心者でも十分に合格圏内に入ることが可能です。
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まとめ:テキスト選びに時間をかけるのはもったいない!
今回は、行政書士試験を独学で突破するための、勉強法や学習計画についてまとめました!
ただ独学で行政書士に合格したいけど
- 時間をかけたくない
- 1発合格したい
- 効率良く勉強したい
という場合には、参考書やテキスト選びに時間をかけずに、合格実績の高い通信講座を申し込み勉強していくことをおすすめします。
たとえば、フォーサイトの行政書士通信講座であれば、受講者の合格率42.75%とトップクラスの実績を誇ります。これは教材、内容の質が高いことの裏付けです。
本気で独学で行政書士に合格したいのであれば、市販のテキスト、参考書選びに時間を割かずに、肝心の勉強にたっぷり時間をかけましょう。